2025年4月29日火曜日

💿 シューベルト SCHUBERT (1797-1828) 歌曲集「冬の旅」D.911 (ミュラー詩) WINTEREISE D.911

COMPACT disc DIGITAL AUDIO


シューベルト

SCHUBERT (1797-1828)

歌曲集「冬の旅」D.911 (ミュラー詩)

WINTEREISE D.911



【CD】
SCHUBERT
Winterreise D.911
シューベルト
歌曲集「冬の旅」D.911
表面
日付 2025年4月30日(水)・12:32
著者 浅田ピアノ教室 浅田美鈴




【CD】
SCHUBERT
Winterreise D.911
シューベルト
歌曲集「冬の旅」D.911
裏面
日付 2025年4月30日(水)・12:32
著者 浅田ピアノ教室 浅田美鈴


1. おやすみ GUTE NACHT 5:06

2. 風見の旗 DIE WETTERFAHNE 1:35

3. 凍った涙 GEFRORNE TRANEN 2:25 

4. かじかみ ERSTARRUNG 2:56

5. 菩提樹 DER LINDENBAUM 4:27

6.あふれる涙 WASSERFLUT 4:09

7. 川の上で AUF DEM FLUSSE 3:30

8. かえりみ RUCKBLICK 2:20

9. 鬼火 IRRLICHT 2:50

10. 休息 RAST 2:52

11. 春の夢 FRÜHLINGSTRAUM 4:15

12. 孤独 EINSAMKEIT 2:41

13. 郵便馬車 DIE POST 2:17

14. 霜おく髪 DER GREISE KOPF  2:49

15. からす DIE KRÄHE 1:51

16. 最後の希望 LFTZTE HOFFNUNG 2:08

17. 村にて IM DORFE 2:56

18. 嵐の朝 DER STÜRMISCHE MORGEN 0:48

19. まぼろし TÄUSCHUNG 1:24

20. 道しるべ DER WEGWEISER  3:41

21. 宿 DAS WIRTHAUS 4:34

22. 勇気 MUT 1:55

23. 幻の太陽 DIE NEBENSONNEN 2:55

24. 辻音楽師 DER LEIERMANN  3:33


ヘルマン・プライ(バリトン) 

カール・エンゲル(ピアノ)


HERMANN PREY (Baritone)

KARL ENGEL (Piano)


収録時間:30分58秒 ADD


FIC Inc.

This Compact Disc is recorded by reprint PC 1991 FIC Inc Manufactured by FIC Inc Tokyo Japan

企画・制作/株式会社 エフ・アイ・シー

[東京赤坂]


2025/05/01:  Ⅰ. 〜 Ⅴ. まで聴きました。

Ⅲ. の Gefrorine Thränen 以外はききおぼえがありました。歌詞の意味が知りたいです。ドイツ語は3, 4年頓挫してますがまた、やりたくなりました。演奏は素晴らしかったです。

2025/05/06: Ⅵ. 〜 ⅩⅤ. まで聴きました。

Ⅵ. Wasserfluth.と Ⅺ.のFrühlingstraum.は有名だと思います。音大の学生さんが歌うにはドイツ語の歌詞がとても難しいと思いました。私は副専攻が声楽でしたが、担当教授の日下千鶴子先生はイタリアに10年いらした先生でしたので、イタリア歌曲とオペラのソプラノの曲を多く学び、ドイツリートは2曲ぐらい学んだかな?という感じです。ピアノのパートはとても魅力的で弾いてみたいです。

〔おさらいも含みます〕

Ⅶ. Auf dem Flusse.

この曲は伴奏が非常に高度な演奏力を要する曲だと思いました。

Ⅷ. Rückblick.

躍動感のある伴奏でした。

Ⅸ. Irrlicht. 

スローで哲学的な曲でした。

Ⅹa. Rast.

3回出てくる

Rücken fühlto keineLast,

der Strum half fort mich wehen,

はとても特徴的です。

Xb.Rast.

上記をⅩa. Rast.と同じ印象です。

XⅠ. Frühlingstraum.

8分の6拍子で伴奏はとても親しみやすい旋律です。

XⅡb. Einsamkeit.

伴奏のトレモロが厚みを出してました。

XⅢ. Die Post.

8分の3拍子の伴奏がとても楽しかっです。

XⅣ. Die greise Kopf.

深い悲しみの曲でしょうか。

XⅤ. Die Krähe.

4分の2拍子でこの伴奏型は⋯

参考になります。

XⅥ. Letzte Hoffnung.

4分の3拍子の曲で、1小節に8分音符6とその合いの手の裏拍の16分休符と16分音符のリズムは参考になります。

XⅦ. Im Dorfe.

8分の2拍子でトリルのような伴奏は弾いてみたい気になります。

XⅧ. Der stürmische Morgen.

コレだけの厚みのある音の数の迫力を出しながら、歌手の声を消さないように伴奏をするのは難しいでしょう。

XⅨ. Täuschung.

8分の6拍子で低音部譜表の和音の動きは弾くのが難しいそうです。

XX. Der Wegweider.

短い間奏のような同音連打や16分音符の絶妙なベースラインはさすが天才シューベルトです。

XXⅠ. Das Wirthshaus.

歌手も素晴らしいですが、伴奏のソプラノ音の響かせ方は巨匠です。こんなに心温まる音が出せるなんて。

XXⅡ. Muth.

この曲は聴いたことがあります。

やはり伴奏演奏が凄いです。

XXⅢ. Die Nebensonnen.

歌詞についている「!」は、とても柔らかく表現されてました。

XXⅣa. Der Leiermann.

4分の3拍子の歌の合間に入る2小節の音型はこの曲の最も大きな特徴のように思いました。

XXⅣb.

CDにはこの曲は収録されてませんでした。

〔May 16, 2025 浅田美鈴〕


〔参考WEBサイト〕 

Winterreise op. 89, D 911

https://de.wikipedia.org/wiki/Winterreise

Winterreise (German pronunciation: [ˈvɪntɐˌʁaɪzə], Winter Journey)

https://en.wikipedia.org/wiki/Winterreise


HERMANN PREY

ヘルマン・プライ (バリトン) 

アメリカでのリサイタル・デビューは1956年にニューヨークのカーネギー・ホールで行われた。歌曲歌手としてはシューベルトの歌曲集『美しき水車小屋の娘』と『冬の旅』、歌曲集『白鳥の歌』をはじめ、ロベルト・シューマン、リヒャルト・シュトラウス、グスタフ・マーラーの作品の優れた解釈者であった。また、バッハの受難曲やブラームスの『ドイツ・レクイエム』のソリストとしても頻繁に出演した。

https://en.wikipedia.org/wiki/Hermann_Prey


KARL ENGEL

カール・エンゲル (ピアノ)

スイスのピアニストであった。

高校卒業後、1945年までピアノを学び、最初はバーゼル音楽院でパウル・バウムガルトナーに師事し、後に同音楽院の講師も務め、その後パリのエコール・ノルマル音楽院でアルフレッド・コルトーに師事した。

1946年以来、ソリストおよび室内楽奏者として活動している。室内楽のパートナーには、フランスのチェリスト、 ポール・トルトゥリエ、スペインのチェリスト、パブロ・カザルス、ハンガリーのバイオリニスト、 シャーンドル・ヴェーグ、アメリカのバイオリニスト、ユーディ・メニューインなどがいた。[ 1 ] 1963年、ヴィクトール・デザルザン指揮、ローザンヌ室内管弦楽団によるピーター・ミーグ作曲のピアノ協奏曲第2番の初演でソリストを務めた。

エンゲルは 1986 年までハノーバー音楽演劇大学で教鞭をとり、1956 年からは教授として活躍した。

https://de.wikipedia.org/wiki/Karl_Engel_(Pianist)


〔《冬の旅》についての詳細はコチラへ〕

🎹 作曲家のはなし 3 シューベルト Y.P ピアノスタディ7 P37〔2-6. シューベルト 1797-1828 [Austria;Wien] 30歳 ベートーヴェン訪問と歌曲集《冬の旅》D.911 〕

https://asadamisuzumusicblog.blogspot.com/2025/04/3-yp-7-p372-6-1797-1828-austriawien-30.html


(浅田ピアノ教室 浅田美鈴)

https://www.youtube.com/@ASADAMisuzu




2025年4月28日月曜日

💿 シューベルト/SCHUBERT (1797-1828) 交響曲第8番口短調D.759「未完成」| 弦楽四重奏曲第14番二短調 D.810「死と乙女」



シューベルト/SCHUBERT
(1797-1828)
【CD】
交響曲第8番口短調D.759「未完成」
弦楽四重奏曲第14番二短調 D.810「死と乙女」
日付 2025年4月29日(火)・7:05
著者 浅田ピアノ教室 浅田美鈴


シューベルト/SCHUBERT (1797-1828)


交響曲第8番口短調D.759「未完成」 SYMPHONY No. 8 IN B MINOR, "UNFINISHED"

(1822作曲)


[1] 第1楽章:アレグロ・モデラート

11:00

[2] 第2楽章:アンダンテ・コン・モト

13:56

1st Mov. Allegro moderato 11:00

2nd Mov. Andante con moto 13:56


ブルーノ・ワルター指揮/BRUNO WALTER, Conductor 

ニューヨーク・フィルハーモニック/NEWYORK PHILHARMONIC


弦楽四重奏曲第14番二短調 D.810「死と乙女」


STRING QUART No.14 IN D MINOR, D. 810 "DEATH AND THE MAIDEN"

(1824作曲) 


[3]第1楽章: アレグロ 11:36

[4] 第2楽章: アンダンテ・コン・モト 14:13

[5] 第3楽章: スケルツォ(アレグロ・モルト) 3:38

[6] 第4楽章: プレスト 8:58


イタリア弦楽四重奏団/QUARTETTO ITALIANO


1st Mov Allegro 11:36

2nd Mov. Andante con moto 14:13

3rd Mov. Scherzo (Allegro molto) 3:38

4th Mov. Presto 8:58

 

パオロ・ボルチアーニ(ヴァイオリン) / PAOLO BORCIANI (Violin) エリーザ・ペグレッフィ (ヴァイオリン) / ELISA PEGREFFI (Violin)

ピエロ・ファルッリ(ヴィオラ) / PIERO FARULLI (Viola) フランコ・ロッシ(チェロ) / FRANCO ROSSI (Violoncello)


Planning & Manufactured by

株式会社 サン・プランニング

SUN PLANNING Co. Ltd

4-2-15 MINAMIYUKIGAYA OTA TOKYO


〔参考WEBサイト〕

Franz Schubert's Symphony No. 8 in B minor, D 759

https://en.wikipedia.org/wiki/Symphony_No._8_(Schubert)

Bruno Walter

ブルーノ・ワルター(本名ブルーノ・シュレジンガー、1876年9月15日 - 1962年2月17日)は、ドイツ生まれの指揮者、ピアニスト、作曲家である。ベルリンに生まれ、1933年にナチスドイツから脱出、1938年にフランス国籍を取得し、1939年にアメリカ合衆国に移住した。グスタフ・マーラーと密接に仕事をし、マーラーの作品をレパートリーに加えることに貢献した。

https://en.wikipedia.org/wiki/Bruno_Walter

New York Philharmonic

ニューヨーク・フィルハーモニックは、ニューヨーク市を拠点とするアメリカの交響楽団です。正式名称はニューヨーク・フィルハーモニック交響楽団(Philharmonic-Symphony Society of New York, Inc. )

https://en.wikipedia.org/wiki/New_York_Philharmonic

「死と乙女」は弦楽四重奏曲 第14番ニ短調作品14のタイトルです。フランツ・シューベルト作曲、D 810。シューベルトは1824年に2つのヴァイオリン、1つのヴィオラ、1つのチェロのための四重奏曲を作曲しました。 1826年2月1日、ウィーンの宮廷楽長ヨーゼフ・バルトのアパートで非公開の初演が行われた。

https://de.wikipedia.org/wiki/Der_Tod_und_das_M%C3%A4dchen_(Streichquartett) 


PAOLO BORCIANI

パオロ・ボルチアーニ(レッジョ・エミリア、1922年12月21日 -ミラノ、1985年7月5日)はイタリアのヴァイオリニストである。

バイオグラフィー

社会党議員、弁護士、レッジョ・エミリア市長のアルベルトの孫であり、マリオとナイル・ゴリシの息子である彼は、古典高等学校に通った後、法学部に入学したが、2つの試験に合格しただけで中退した。実際、幼いころから現れた彼の音楽的才能は、バイオリンの勉強で顕著に表れました。

https://it.wikipedia.org/wiki/Paolo_Borciani


ELISA PEGREFFI

エリザ・ペグレフィ(1922年6月10日、ジェノヴァ- 2016年1月14日、ミラノ)はイタリアのヴァイオリニストであった。

バイオグラフィー

エリザ・ペグレフィは、ジェノバのカルロ・フェリーチェ劇場で第1バイオリン奏者または第2バイオリン奏者である父ロベルトのもとでバイオリンの勉強を始めました。彼はジェノヴァの音楽学校でアントニオ・アブッシに師事して勉強を続けました。[ 1 ]卒業後[ 2 ]、ローマのアカデミア ディ サンタ チェチーリアとシエナのキジアーナ アカデミア ミュージカルでアリゴ セラートのもとで訓練を続けました。彼はいくつかの全国大会で優勝した。

https://it.wikipedia.org/wiki/Elisa_Pegreffi


PIERO FARULLI

ピエロ・ファルッリ(1920年1月13日、フィレンツェ- 2012年9月2日、フィエーゾレ)はイタリアのヴィオラ奏者で、四重奏団の演奏家(イタリア四重奏団のヴィオラ奏者だった)として、また弦楽四重奏と楽器の教師として非常に活躍した。

バイオグラフィー

靴職人の息子で、6人兄弟の末っ子[ 1 ]として生まれた彼が音楽に興味を持ったのは、15歳頃、ブッシュ四重奏団が演奏するシューベルト の弦楽四重奏曲「死と乙女」を聴いてからでした。

https://it.wikipedia.org/wiki/Piero_Farulli


FRANCO ROSSI

フランコ・ロッシ(1921年3月31日、ヴェネツィア[ 1 ] - 2006年11月28日、フィレンツェ[ 2 ] [ 3 ])はイタリアのチェリストである。

バイオグラフィー

ヴェネツィアでマリノ・ロッシとエルヴィラ・ダネッラの息子として生まれ、ヴェネツィアのベネデット・マルチェッロ音楽高校でプロスペロ・モンテッキとルイジ・シルヴァにチェロを学び、1941年にフィレンツェのルイジ・ケルビーニ音楽院でダンテ・セラに師事して卒業した。彼はまた、アカデミア・ディ・サンタ・チェチーリアでアルトゥーロ・ボヌッチにも師事した。

https://it.wikipedia.org/wiki/Franco_Rossi_(violoncellista)


*交響曲第8番口短調D.759「未完成」

素晴らしかったです。

朗々としていて荘厳な厚みのある演奏でした。

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ (浅田美鈴)

*弦楽四重奏曲第14番二短調 D.810「死と乙女」

タイトルとはイメージが違う明るく楽しい楽想もありました。

この「死と乙女」は、同じタイトルで沢山の書籍がありそうでした。この曲でシューベルトがイメージした乙女は、明るく活発な乙女なのでしょう。4th Mov. Prestoはよく耳にします。タランテラのようなリズムです。

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ (浅田美鈴)


(浅田ピアノ教室 浅田美鈴)

https://www.youtube.com/@ASADAMisuzu