COMPACT disc DIGITAL AUDIO
シューベルト
SCHUBERT (1797-1828)
歌曲集「冬の旅」D.911 (ミュラー詩)
WINTEREISE D.911
【CD】 SCHUBERT Winterreise D.911 シューベルト 歌曲集「冬の旅」D.911 表面 日付 2025年4月30日(水)・12:32 著者 浅田ピアノ教室 浅田美鈴 |
【CD】 SCHUBERT Winterreise D.911 シューベルト 歌曲集「冬の旅」D.911 裏面 日付 2025年4月30日(水)・12:32 著者 浅田ピアノ教室 浅田美鈴 |
1. おやすみ GUTE NACHT 5:06
2. 風見の旗 DIE WETTERFAHNE 1:35
3. 凍った涙 GEFRORNE TRANEN 2:25
4. かじかみ ERSTARRUNG 2:56
5. 菩提樹 DER LINDENBAUM 4:27
6.あふれる涙 WASSERFLUT 4:09
7. 川の上で AUF DEM FLUSSE 3:30
8. かえりみ RUCKBLICK 2:20
9. 鬼火 IRRLICHT 2:50
10. 休息 RAST 2:52
11. 春の夢 FRÜHLINGSTRAUM 4:15
12. 孤独 EINSAMKEIT 2:41
13. 郵便馬車 DIE POST 2:17
14. 霜おく髪 DER GREISE KOPF 2:49
15. からす DIE KRÄHE 1:51
16. 最後の希望 LFTZTE HOFFNUNG 2:08
17. 村にて IM DORFE 2:56
18. 嵐の朝 DER STÜRMISCHE MORGEN 0:48
19. まぼろし TÄUSCHUNG 1:24
20. 道しるべ DER WEGWEISER 3:41
21. 宿 DAS WIRTHAUS 4:34
22. 勇気 MUT 1:55
23. 幻の太陽 DIE NEBENSONNEN 2:55
24. 辻音楽師 DER LEIERMANN 3:33
ヘルマン・プライ(バリトン)
カール・エンゲル(ピアノ)
HERMANN PREY (Baritone)
KARL ENGEL (Piano)
収録時間:30分58秒 ADD
FIC Inc.
This Compact Disc is recorded by reprint PC 1991 FIC Inc Manufactured by FIC Inc Tokyo Japan
企画・制作/株式会社 エフ・アイ・シー
[東京赤坂]
2025/05/01: Ⅰ. 〜 Ⅴ. まで聴きました。
Ⅲ. の Gefrorine Thränen 以外はききおぼえがありました。歌詞の意味が知りたいです。ドイツ語は3, 4年頓挫してますがまた、やりたくなりました。演奏は素晴らしかったです。
2025/05/06: Ⅵ. 〜 ⅩⅤ. まで聴きました。
Ⅵ. Wasserfluth.と Ⅺ.のFrühlingstraum.は有名だと思います。音大の学生さんが歌うにはドイツ語の歌詞がとても難しいと思いました。私は副専攻が声楽でしたが、担当教授の日下千鶴子先生はイタリアに10年いらした先生でしたので、イタリア歌曲とオペラのソプラノの曲を多く学び、ドイツリートは2曲ぐらい学んだかな?という感じです。ピアノのパートはとても魅力的で弾いてみたいです。
〔おさらいも含みます〕
Ⅶ. Auf dem Flusse.
この曲は伴奏が非常に高度な演奏力を要する曲だと思いました。
Ⅷ. Rückblick.
躍動感のある伴奏でした。
Ⅸ. Irrlicht.
スローで哲学的な曲でした。
Ⅹa. Rast.
3回出てくる
Rücken fühlto keineLast,
der Strum half fort mich wehen,
はとても特徴的です。
Xb.Rast.
上記をⅩa. Rast.と同じ印象です。
XⅠ. Frühlingstraum.
8分の6拍子で伴奏はとても親しみやすい旋律です。
XⅡb. Einsamkeit.
伴奏のトレモロが厚みを出してました。
XⅢ. Die Post.
8分の3拍子の伴奏がとても楽しかっです。
XⅣ. Die greise Kopf.
深い悲しみの曲でしょうか。
XⅤ. Die Krähe.
4分の2拍子でこの伴奏型は⋯
参考になります。
XⅥ. Letzte Hoffnung.
4分の3拍子の曲で、1小節に8分音符6とその合いの手の裏拍の16分休符と16分音符のリズムは参考になります。
XⅦ. Im Dorfe.
8分の2拍子でトリルのような伴奏は弾いてみたい気になります。
XⅧ. Der stürmische Morgen.
コレだけの厚みのある音の数の迫力を出しながら、歌手の声を消さないように伴奏をするのは難しいでしょう。
XⅨ. Täuschung.
8分の6拍子で低音部譜表の和音の動きは弾くのが難しいそうです。
XX. Der Wegweider.
短い間奏のような同音連打や16分音符の絶妙なベースラインはさすが天才シューベルトです。
XXⅠ. Das Wirthshaus.
歌手も素晴らしいですが、伴奏のソプラノ音の響かせ方は巨匠です。こんなに心温まる音が出せるなんて。
XXⅡ. Muth.
この曲は聴いたことがあります。
やはり伴奏演奏が凄いです。
XXⅢ. Die Nebensonnen.
歌詞についている「!」は、とても柔らかく表現されてました。
XXⅣa. Der Leiermann.
4分の3拍子の歌の合間に入る2小節の音型はこの曲の最も大きな特徴のように思いました。
XXⅣb.
CDにはこの曲は収録されてませんでした。
〔May 16, 2025 浅田美鈴〕
〔参考WEBサイト〕
Winterreise op. 89, D 911
https://de.wikipedia.org/wiki/Winterreise
Winterreise (German pronunciation: [ˈvɪntɐˌʁaɪzə], Winter Journey)
https://en.wikipedia.org/wiki/Winterreise
HERMANN PREY
ヘルマン・プライ (バリトン)
アメリカでのリサイタル・デビューは1956年にニューヨークのカーネギー・ホールで行われた。歌曲歌手としてはシューベルトの歌曲集『美しき水車小屋の娘』と『冬の旅』、歌曲集『白鳥の歌』をはじめ、ロベルト・シューマン、リヒャルト・シュトラウス、グスタフ・マーラーの作品の優れた解釈者であった。また、バッハの受難曲やブラームスの『ドイツ・レクイエム』のソリストとしても頻繁に出演した。
https://en.wikipedia.org/wiki/Hermann_Prey
KARL ENGEL
カール・エンゲル (ピアノ)
スイスのピアニストであった。
高校卒業後、1945年までピアノを学び、最初はバーゼル音楽院でパウル・バウムガルトナーに師事し、後に同音楽院の講師も務め、その後パリのエコール・ノルマル音楽院でアルフレッド・コルトーに師事した。
1946年以来、ソリストおよび室内楽奏者として活動している。室内楽のパートナーには、フランスのチェリスト、 ポール・トルトゥリエ、スペインのチェリスト、パブロ・カザルス、ハンガリーのバイオリニスト、 シャーンドル・ヴェーグ、アメリカのバイオリニスト、ユーディ・メニューインなどがいた。[ 1 ] 1963年、ヴィクトール・デザルザン指揮、ローザンヌ室内管弦楽団によるピーター・ミーグ作曲のピアノ協奏曲第2番の初演でソリストを務めた。
エンゲルは 1986 年までハノーバー音楽演劇大学で教鞭をとり、1956 年からは教授として活躍した。
https://de.wikipedia.org/wiki/Karl_Engel_(Pianist)
〔《冬の旅》についての詳細はコチラへ〕
🎹 作曲家のはなし 3 シューベルト Y.P ピアノスタディ7 P37〔2-6. シューベルト 1797-1828 [Austria;Wien] 30歳 ベートーヴェン訪問と歌曲集《冬の旅》D.911 〕
https://asadamisuzumusicblog.blogspot.com/2025/04/3-yp-7-p372-6-1797-1828-austriawien-30.html
(浅田ピアノ教室 浅田美鈴)
https://www.youtube.com/@ASADAMisuzu